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卒業制作展 [大学]

2週間ほど前、勤務先の大学の卒業制作展がありました。

紙作品や書籍の修復や保存、製本に関することをテーマとする
学生がいる場合、私が協力することになっています。
研究指導なんて荷が重い、と毎年思うのですが、学生が楽しんで勉強できれば
という気持ちでともに学ぶことにしています。

今年は、「書籍の取り扱い方を再確認し書籍を利用する人たちに伝える」という
テーマで実験したり、ポスターを作ったりしていました。
KIMG0065.JPG

KIMG0066.JPG

1年間お疲れさまでした。
卒業後も頑張ってほしいと思います。


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日曜美術館(2020年1月26日放送) [日記]

明日1月26日は「文化財防火デー」です。
台風による被害なども増加し、文化財の災害対策が見直されています。

明日の日曜日美術館では、
「被災した美術品を救え~文化財レスキュー最前線~」
が放送されます。
ご興味のある方はぜひご覧ください。


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求人情報(東京国立博物館) [求人情報]

締め切りが近いのですが、
東京国立博物館で有期雇用職員(保存修復室)の募集をしています。
詳細はホームページでご確認ください
https://www.tnm.jp/modules/r_db/index.php?controller=list&t=recruit


タグ:求人情報
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古糊の水替え

あけましておめでとうございます[かわいい]

何と9月から一度もアップをしていなかったことに、
自分のことなのに驚いてしまいました[ふらふら]

さて、先日今年度最後の授業を行いました。
毎年、1年間のまとめをするのですが
今年は出席者が少なかったこともあり、
時間に余裕ができたので、「古糊」の水替えをしました。

「古糊」とは、
大寒の頃に作った糊を甕に入れて密閉し、
冷暗所で5~10年ねかせたもののことです。
作ったばかりの糊よりも接着力が弱く、
柔軟な仕上がりになるので軸物の仕立てに使われます。
修業をはじめて10年経つと一人前とされ、
独立時にその糊を持っていく、ということも昔はあったようです。
今は、どうなんでしょう?

基本的に私が普段行っている作業に古糊を使うことはありません。
大学の講義でも古糊を使用する作業を教えることはないのですが、
数年前にいらした先生が置いていってくれたのか、忘れていったのか
研究室の隅に置かれていました。

そのまま放置するわけにもいかず、お世話をしています。
古糊作りは、工房によって水替えをする、しないなど
様々です。
私は水をはる方法で習ったので毎年水替えが必要になります。

蓋を開けました
古糊2.JPG
すこーし酸っぱい臭いがしています。

古糊3.JPG
カビを取り除きます

古糊1.JPG
ようやく出てきました、糊です。

ふたたび水を注ぎ、蓋をして1年後までそのまま保管します。
また来年、同じ作業を行います

いつか使う日がくるといいなあ
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シンガポールで仕事をしてきました [日記]

しばらく更新をしないと、そんなに忙しかったかな?と
ここ数カ月を振り返るのですが、とくに忙しくはないんですよね。
海外で仕事をする準備をしていたという言い訳を考えながら
結局、準備不足だったと反省をしている今日この頃です。

気持ちだけが焦っていたようです。

さて、今月上旬の10日間、シンガポールで仕事をしてきました。
以前のブログにも書きましたが、仮張り板を作るという修復道具作成の
お仕事でした。
ここ数年、仮張り板ブームが来ているのか、私が海外で仕事をするときは
仮張り板関係ばかりです。
呼ばれるのは嬉しいことですが、使ってくれてるかなと心配にもなります。
道具は使ってこそ、良さが分かると思うので、作ったまま放置ってことが
なければいいなと思っています。

さて、久しぶりの海外。
仕事の準備はともかく、泊る所や航空券などは仕事が決まってすぐに
予約しました。
ただ、オンラインの予約というのは恐ろしいもので、当日空港で
とんでもない事実が分かりました...。
シンガポール入国に必要なパスポート有効期間は6カ月で、私の出発は9月。
パスポートの有効期間はMarch2020、半年あるなあという確認、航空券の
予約ができているという安心感。

当日のチェックイン時のこと。
なぜかチェックインが出来ず、カウンターでも首をかしげ
「ビザ持ってますか」と確認をされ、いやいや10日間だしビザはないです、
と答えると、「チェックインできないので、確認します」と。
いったい何が悪かったのか、
カウンターの方も他の方に確認をしています。
「2020年3月でしょ?6か月だから大丈夫だよね」
「でも、だめなんです」
「だって...、あ、3日足りない!!」

私のパスポート有効期限は2020年3月1日。
私のフライトは2019年9月4日。
.........3日足りない.....
そうなんです。
確認したつもりが、月だけを見ていたので3日足りないことに
気がついていなかったのです。

焦るばかりでどうしようもない状況でした。
とりあえず飛行機には乗せてくれると言われ安心したものの
「....シンガポールで入国できないこともありますので
ご了承ください」と言われ、また不安になり、

シンガポール入国できなかったらどうしよう
空港で仕事なんですっていうしかないよなあ
などと考えつつ飛行機に乗りました。

結果シンガポールでも同じように、
あれ?なんでこのパスポートだめなの?という入国審査の担当者の顔を
見つつ、「すみません3日たりないんです」と説明しました。

帰りのフライトの予約があることで
次回入国する際には新しいパスポートで来るようにという注意を
受けただけで入国することができました。

皆さん、海外に行く際には
入国に必要なパスポート残存期間の確認をお忘れなく。

DSCN1633.JPG
マリーナベイサンズとマーライオン

入国できて本当に良かったです。



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展覧会情報「泉屋博古館」 [展覧会情報]

展覧会情報です。

住友コレクション 泉屋博古館(京都)
「住友財団修復助成30年記念特別展 文化財よ、永遠に-古都の美をまもる-」
2019年9月6日(金)〜10月14日(月)

併催 青銅器館「中国青銅器の時代」
   特集展示 神秘のデザイン
https://www.sen-oku.or.jp/

住友コレクション 泉屋博古館分館(東京)
住友財団修復助成30年記念「文化財よ、永遠に」
2019年9月10日(火)~ 10月27日(日)
https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/


同展覧会は下記会場でも開催されます

東京国立博物館(東京・上野)
2019年10月1日(金)~12月1日(日)

九州国立博物館(福岡・太宰府)
2019年9月10日(火)~11月4日(月・振休)



タグ:展覧会情報
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かりばりKaribari [日記]

8月です。
暑い日が続き、クーラーを止めることができません[あせあせ(飛び散る汗)]

ここ数年、海外の方から「かりばり板」について質問が多くなりました。
というのも、仮張りの使い方・作り方のワークショップをやるようになった
ためなのですが。
 
かりばり板とは、襖や屏風と同じように杉の角材を格子状に組んで芯として
その表裏に丈夫な和紙を何層にも張り重ね、表面に柿渋を塗って仕上げたものです。
大きさはさまざまで、裏打ちした紙や裂を一時的に張りつけ、平らに乾燥させるために
使用するものです。
Karibari means drying board. This board has a lattice framework made of cedar.
This is applied the strong Japanese papers in 7 to 10 layers.Finally the board is
coated with fermented persimmon juice.

karibari.JPG

伝統的な表具の技術ではありますが、修復作業にも使用するものです。
波打ちが起きた作品を平らにしたり、裏打ちを施せば仮張り板に張りつけ乾燥させたり。
紙修復と表具の技術は切っても切れない関係です。

今年も海外で仮張りについて説明する機会をいただきました。
何度やっても何か不充分な気がしてしまうのですが、今回も
とにかく頑張ります。
さて、準備。

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保存額装 [日記]

気がつくと2ヵ月も更新をさぼってしまいました[たらーっ(汗)]
作品作りよりも修復の仕事が多く、ブログに書けることがなかったという理由ですが...。

この期間に修復学会があり、恩師に会い励まされたり、発表に刺激を受けたり、
久しぶりに学ぶ時間を持てました。

そして、今回は「保存額装」について
最近額装の仕事も増えてきました。
額装とは、作品を額に納めることですが
作品に合ったマットや額を選ぶのはなかなか難しいことです。
作品を活かす額装を心掛けていますが、思っていたより額が目立ってしまうことも
マットが額と合わないこともあります。
さらに「保存額装」に注目すると、材質にこだわる必要があります。

中性紙マットを使用し、作品をより良い状態でより長く保たせることができるように
すること。
これが一番大事です。

DSCN1430.JPG
マットいろいろ

DSCN1431.JPG
フレーマーのための技術書

センスが問われるので、修復と同じように緊張します。

DSCN1477.JPG
現在開催中の「夏の書」展(花心at神谷町)に出展されている作品の
裏打ちと額装をさせていただきました。
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ミンネに新作登録 [作品]

[NEW]ミンネに新作登録致しました

20190503_170056.jpg

和綴じノートです。
いつものように、淡いクリーム色の書籍用紙を使用したノートだけでなく
機械漉き奉書紙を使用した白色のノートも作りました。
奉書紙ノートは大きさを御朱印帳サイズにしてあるので
御朱印帳としても使えます。

そして、10センチ×10センチのスタンプ帳。
スタンプ帳として使わなくても良いのですが、
白色でにじみの少ない紙は、スタンプや墨書きにぴったりです。
20190503_170048.jpg

ぜひミンネ「Carta-Studio」のページを見てください[かわいい]

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紙を切る [日記]

4月。
今年度もありがたく、講義をする機会をいただきました。
1年間、修復とは何をすることなのか、予防や対策としてどんなことができるのか、
など伝えていければと考えています。

大学の仕事とは別に、いくつかお仕事を抱えています。
2月~3月に比べると落ち着いてきましたが、小さい仕事が詰まっています。
これもまたありがたいことです[ぴかぴか(新しい)]

タイトルにあるように「紙を切る」という仕事。
数枚を切るのであれば、それほど大変ではないのですが、
数十枚、いや百枚近くになるとさすがに飽きて...いえ疲れてきます。
しかも直角が、とか1mmの違いが、など気にすることも多いので
さすがに集中力が保ちません[もうやだ~(悲しい顔)]

そこで、買いました
ペーパーカッター
P4151193.JPG

ボードも切れる大型カッターが一番欲しいのですが、
今の作業場では置く場所もないので、卓上で使える小型のものを購入[るんるん]

切れる、切れる。
なぜもっと早く買わなかったのか、
仕事の効率が上がります[ぴかぴか(新しい)]
私の気分も上がります[ぴかぴか(新しい)]

これで、ノートを作りやすくなりました。

今月末販売の御朱印帳を作成中です[かわいい]
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